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◆ 旅行記 ◆

 仁万・大田・松江・出雲旅行記(2015年4月)

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 今回は3日行程でしたので、人生初となります寝台特急サンライズ出雲を利用しての松江城を中心としたその周辺の観光にしました。3日で回れそうな所として、仁摩サンドミュージアム、世界遺産・石見銀山、出雲大社、松江城が自分の中で挙がり、結局の所、全て松江以西の地になりました。石見銀山はアクセス難度がやや高いですので、最後まで悩みましたが、次いつ行く機会が取れるのかも分からないので、行くことにしました。まずは夜の東京駅9番ホーム。サンライズ出雲の入線を待ちます。2015年ダイヤでは21:32に入線しました。この時点では定期運行の寝台特急は、サンライズ瀬戸・出雲とカシオペアだけでした。北斗星とトワイライトエクスプレスは先月引退してしまった形です。寝台特急に乗れるチャンスも減りましたのが、この行程となった影響もあるかと思います。
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 サンライズ出雲は電車です(いわゆる機関車ではありません)。なので、全線電化区間のみ走行します。切符には“東海道線・山陽線・伯備線・山陰線経由”と印字されます。倉敷までは青春18きっぷ旅のように、東海道線と山陽線を走ります。倉敷〜伯耆大山は伯備線を走ります(ここで地図上縦に移動します)。伯耆大山〜出雲市は山陰線を走ります。わざわざ“伯備線経由”と付いているのは、かつてのブルートレイン出雲(京都から山陰線経由)の存在からなのでしょう。
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 往路はB寝台ソロの2階個室にしました。進行左側の車窓が観られました。見所は追って紹介します。しかし、ソロ2階は入口の階段が急です。あと、泊ったことはありませんが、恐らくカプセルホテル位の広さ(ベッド分の広さ)しかありません。ちょっとした荷物を置ける棚はありますが、狭めです。枕、ブランケット、部屋着とこの写真には写っておりませんがプラスチックコップ、ゴミ袋がアメニティとしてあります。コンセント電源が1箇所、出入口近くにあり、重宝します。通電は全線で安定していました。
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 廊下。通路は狭いですが、いかにも夜行列車に乗っているって雰囲気が楽しめます。
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 東京〜熱海間では夜景を楽しみながら持ち込んだ弁当(管理人宅近くのスーパーで買ったものですが…)を食していました。熱海〜三島間はトンネル区間ですので、その間、車内探検しておりました。由比付近では東名高速道路と並走します。写真は深夜の豊橋駅。下りは浜松を出ると姫路まで乗り降りできませんが、1回目の運転停車で止まります。あとは、熱海到着前を最後に、車内放送と車掌の案内がなくなります(寝ている客への配慮ということで)。
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 シャワー室。行きはシャワー券売り切れ、帰りは出雲市駅前の温泉に入りましたので、今回は利用できませんでした。結構揺れることがあったり、給湯の時間制限があったりと、意外に難度の高いシャワーが楽しめるそうです。
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 この後、岐阜駅、米原駅、大阪駅で運転停車します。管理人は寝台特急に乗れた興奮が勝り、あまり寝ませんでした(寝られなかった訳ではないです)。真夜中の大阪駅。真夜中でも明るい駅はかなり明るいです(岐阜駅と大阪駅はかなり明るかったです。名古屋駅や京都駅はそれ程でもなかったですが)。
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 ド早朝の明石海峡大橋。ちと部屋が写り込んでしまいすみません。三ノ宮辺りから夜が明け始めておりました。
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 姫路駅に定刻通り停車。姫路駅を発ってから写真のように霧が濃くなり、走行がゆっくりになっていき遅延していきます。姫路駅到着は前述の通り、車内での音声での案内はありませんので、降りるつもりの方はアラーム等駆使して乗り過ごさないよう十分ご注意下さい。
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 姫路〜岡山間。霧が晴れてきて、朝焼けがなかなか良好です。
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 姫路〜岡山間。これこそ“サンライズ”です。
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 旭川を通過。岡山到着前におはよう放送(始終点メロディで流れます)が流れて、これ以降は到着案内や観光案内が流れます。岡山駅ではサンライズ瀬戸と出雲の切り離しが見られます(出雲側の方が後発で時間の余裕があるので見やすいです。瀬戸側も見られなくはないですが、切り離し完了したらすぐに車内に戻らないと危ないです)。管理人も見に行ったのですが、その写真は人が多過ぎてあまり良いのが撮れなかったため割愛します。岡山は4分遅着しましたが、快速マリンライナーを待たせていました。電車の上下関係恐るべし…。
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 倉敷〜備中高梁間。左側は高梁川に沿って走ります。この区間が下りの左側の一番の見所でしょうか。夏ならば明石海峡大橋も悪くないと思いますけど。
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 倉敷〜備中高梁間にある橋。立体感が凄いです。
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 倉敷〜備中高梁間。高梁川に映る山々が良好です。新見までは高梁川に沿って走ります。
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 上石見駅で対向列車待(単線区間ですので)。しかし、こういう駅周辺に住んでる人の生活ってマジどうなんだ…と想像してしまいます。
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 江尾駅で再び対向列車待。新見〜米子間は1時間20分かかり、一夜を明かす浜松〜姫路間を除くと最長の区間です。のぞみの新横浜〜名古屋やはやぶさの大宮〜仙台位の時間があります。この区間は座り寝してた時もありました…。でも朝の景観はなかなか良好ですけどね(夜は真っ暗ですが…)。
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 新見〜米子間。4月下旬なので、所々、鯉のぼりもいました。謎の像とのツーショット。
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 ようやく米子駅着。米子時点ではダイヤ乱れは解消しておりました。米子の手前からは右側の方が良車窓です(大山、宍道湖が見られます)。左側は米子からはあまり見所ないですね。米子駅に停泊中の目玉おやじ列車。境線はゲゲゲの鬼太郎ラッピング列車が走り、駅舎も鬼太郎チックなようです。
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 斐伊川通過前後で終着チャイムが鳴ります。間もなく終点出雲市です。12時間に渡る乗車も遂に終わります。まだ明後日に復路がありますが、名残惜しさがありますね。
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 出雲市駅に定刻着。出雲市駅駅名標とサンライズ出雲。
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 まずは仁摩サンドミュージアムを観光するため、このまま仁万方面の各駅停車浜田行に乗り換えます。2両のバスみたいな気動車。
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 1時間程乗車し、仁万駅着。13時間も電車(列車)に乗ったのか…。この地区は2文字駅(漢字でも読み仮名でも2文字)が多いです。車窓も見所ありますが、それは帰りに触れます。
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 仁万駅駅舎。一応有人駅です。なお、今回の旅行で出てくる島根県の駅は全駅有人改札です。特急も一部停まるようです。
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 仁万駅駅前。特に何もありません。
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 仁万駅に仁摩サンドミュージアムの案内が無いのが結構酷いですが、ちと大回りしないと行けないようになっています。現地の人が行き方を教えて下さりました。道中の関東では絶滅危惧種になっているコンビニ・ポプラです。中はミニスーパーな感じがし、多少の生鮮食品も置いてありました。ここで本日の昼食(普通にコンビニのパンとおにぎりです)を購入し、仁摩サンドミュージアムで食しました。仁万駅周辺は、このポプラくらいしか店がありませんのでご注意を。
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 仁摩サンドミュージアム。ガラスのピラミッドなる建物。砂の博物館だからピラミッドなのか?
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 仁摩サンドミュージアム。700円払って入場します。
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 仁摩サンドミュージアム入ってすぐの所にあるピラミッド模型。
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 仁摩サンドミュージアム一番の見所の“サンドホール”。真上に“1年計砂時計”なる巨大砂時計が置かれています。この部屋の展示は天気が良過ぎると、ちとテカってしまい見づらい所もあるかもしれません。
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 前の写真の位置から見上げた図。1年計砂時計。その名の通り、1年かけて砂が満ちる壮大な砂時計です。毎年年末に大綱を引いて回転させるそうです。あと、天気がいいとかなり眩しいです。
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 砂の仕草なるオブジェ。毎時10、30、50分にゆっくり回転し、砂の動きが見られます。その際に職員の方のガイドもあります。
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 手作り砂時計たち。
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 一年計砂時計「砂暦」、琴ヶ浜の砂、遅谷の砂の展示。右手には“鳴り砂”の展示もあり、乳鉢と乳棒という一部の方には大変親しみのある器具を用いて砂を鳴らして遊ぶことができます。
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 こちらも1年計砂時計。容器は大き過ぎてドイツで作ったそうです。設計は日本人がしたそうですが。砂時計の円錐部分の傾斜角度は55°じゃないとダメらしいです。
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 展示の説明には“安息角”等、薬学部生にもためになるものが散見されます…。
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 少女マンガ・砂時計のストーリーの原点にもなっているそうです。このマンガにおける聖地巡礼ということか。
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 色んな海岸等の砂の形を観られる展示。顕微鏡も用意されています。しかし、この辺りで石見銀山行のバスの時間が近付いてきました。この博物館は真面目に観るなら3時間程度は考えておいた方がいいです(しかし、興味があればかなり楽しめる展示が色々なされています)。体験もやりたい方はそれ以上か…。ハマれば1日過ごせる所かと思います。
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 花時計。石見銀山行のバスに乗るため、仁万駅に戻ります。
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 ドルハルハン(石のおじいさん)像。以下解説文“(原産地)大韓民国(済州島)済州島では東西南門の城門前に2基ずつ設置され、境界標式及び禁標的なことを表し、守護神として人々を守っている。(右手が上がっているのは文官)。仁摩健康公園には古墳時代から弥生時代までの遺跡が点在しており、鎮魂を意味する。”
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 写真右のバスに乗って世界遺産・石見銀山へ向かいます。仁万駅からは1日4便しかありません。サンライズ出雲と合わせて使うならば、13:30の便一択です。片道440円。道中は初見の人が徒歩で行くのは無理な山道を走行します。しかし、乗客は管理人入れて3人でした…(しかも、お2人共、途中停留所で降りましたので、石見銀山まで行ったのは管理人だけでした)。
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 大森代官所跡にて下車。正確には“石見銀山遺跡とその文化的景観”として世界遺産登録されており、この大森の街並みも“文化的景観”として世界遺産とされています。大森代官所跡停留所は、その大森の街並みの入口にあります。ここからその文化的景観を楽しみながら、龍源寺間歩(石見銀山の坑道)まで歩きます(単に龍源寺間歩に行きたいだけでしたら大森停留所で降りた方が近いですが、世界遺産として楽しむのであればナンセンスでしょう)。
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 大森の街並み。レンタサイクルで走っている人も散見されます。
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 重要文化財“熊谷家住宅”なる建物。以下解説文“重要文化財(平成十年五月一日指定)熊谷家は、文献によると十七世紀に石見銀山の経営に携わり、その後、掛屋や郷宿、代官所の御用達を勤めたことが知られている。投手は代々町役人(年寄職)を勤めていた。主屋は寛政十二年(一八〇〇)の大火後の享和元年(一八〇一)の建築で、幕府巡見使の公用宿や町役人としての用向き、御用達などの商用や日常生活にあてたと考えられる。町並みの中で最も規模が大きく質の優れた民家建築で、有力商人の身分や生活の変遷をよく示した建物として高い価値が認められる。建物は平成十三年度から十七年度にかけて保存修理工事を行い、幕末から明治初年(一八六八)の後に復原した。”
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 郵便局も景観規制されているのか…。このポスト、何気に平日は1日4回集荷あります(土日は2回)。
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 石城山から見下ろす大森の街並み。これが現実の鉱山街か…。
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 大森の街並みを抜けると、龍源寺間歩まではこのような道が続きます。龍源寺間歩の料金所が見えてきました。大森代官所跡停留所から龍源寺間歩までは緩い上り坂で、徒歩だと45分前後かかります。
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 史跡石見銀山遺跡龍源寺間歩入口。混雑はしていないですが、結構人がいます。410円払って入ります。
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 龍源寺間歩内部。天井が低い所もあります。水が滴る音もします。外気温は23℃でしたが、坑道は13℃でかなり涼しいです。時間に余裕があればしばらく留まっていたかったです。なお、もう廃坑になっていますので、銀など採れませんので…。
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 龍源寺間歩内部。銀を採掘したと思われる穴。
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 龍源寺間歩内部。なお、最初は坑道で、資料は最後に配置されています。
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 龍源寺間歩出口。この写真の内部側の左手に見える四角いパネルたちが資料です。逆走できませんので注意を。龍源寺間歩自体は10分もあれば抜けられます。龍源寺間歩の平面・縦断面図の資料の解説を載せておきます“石見銀山の資源は、今から百数十万年前に地下に存在した、銀をはじめ金、銅などを含む熱水の働きにより誕生しました。今皆さんが歩いてきた坑道の岩石は、白色〜灰色の石英安山岩と呼ばれるものです。この岩石の表面には同じ方向に何本もの割れ目(断裂・クラック)があることがわかります。この割れ目は、幅が数mm〜数mあり、割れ目に沿って熱水が通過することで、銀、金や銅といった金属が蓄積されました。このように、岩石の割れ目に沿って金属が蓄積された鉱床を「鉱脈鉱床」と呼んでいます。”
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 帰りは大森停留所から乗ろうかと思ったのですが、場所がよく分からず、結局大森代官所跡停留所まで戻ってきました。帰りは緩い下りになるので、行き程苦労もせず到着。広島からも1日2便バスが出ているようです。ただ、東京からですと、広島経由では始発のぞみでギリギリの接続ですので、オススメはできません。サンライズの方が行きやすいでしょう。話戻して、バスで大田市駅まで向かいます。630円。こっちも管理人入れて4人しか乗っていませんでした。
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 大田市駅に着きました。大田市駅で全員降りましたが、一応大田市駅が終点ではないため、バスは早々と発車してしまいます。後姿を見送る形に。
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 大田市マスコットキャラクターらとちゃんの像。
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 大田市駅前。駅前も駅舎も石見銀山の最寄り駅であることを推しています(距離的には仁万駅の方が近いですが、バスの便は大田市駅の方が多いです)。列車の時間まで少しあるので、周辺を散策してみます。
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 大田市街にある懐かしい物。この後、この地区のローカルドラッグストアのウェルネスで本日の晩酌を購入し、入鉄します。
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 各駅停車米子行に乗り松江へ向かいます。写真は大田市駅駅名標。大田市時点では好きな側の窓席に座れる程度の混雑でした。日本海側に着席します。次から車窓を載せていきます。
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 車窓からの日本海。なかなか断崖絶壁を走行中。時刻17:42。
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 車窓からの日本海(大田市〜出雲市間)。黄昏てきました。時刻17:46。
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 有名な宍道湖の夕日を車窓から(宍道〜松江間)。明日は夕日スポットから見物する予定です。出雲市からは座れない位の混雑になります。時刻18:38。
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 夕日もそろそろ落ちてきました。間もなく松江です。時刻18:49。
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 島根県の県庁所在地・松江駅着。高架駅です。さすがに結構乗り降りありました。
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 松江駅駅名標。もう少しで東京行のサンライズ出雲の入線でしたので、入線を待っている間に大田市で買った酒とつまみで晩酌していました。サンライズ出雲入線は動画でしか撮っていなかったようで、写真では無くてすみません。しかし、松江駅の入線メロディはなかなか変な曲ですね。
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 松江駅北口。栄えているのは北口です。南口はホテルとコンビニがある程度です。松江おどんという物を食しに丸善水産に向かいます。
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 丸善水産の松江店で夕食。左は安来の地麦焼酎あんぽんたん。かなり辛口で、管理人でも最後は水割りにして飲みました。右はお通しの貝の佃煮。こちらはなかなかの味です。
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 松江おどんが来ました。松江おでんとうどんを合体させたメニューのようです。松江おでん自体はそれ程個性のある味ではなかった印象です。葉物を具材にするのが特徴らしいですが。あと、おどんの海苔が本物です。全部で1,670円。
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 ホテルへ向かいます。大橋川の夜景。水の都だけあり、後述しますが、川やお堀の景観が良好です。
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 松江城三ノ丸櫓と石垣のライトアップ。こちらもお堀に水鏡に映ります。本格的に観るのは明日ですので、今日はホテルに入ります。
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 1泊目のホテルにチェックイン。当初は1つのホテルに2連泊するつもりでしたが、絞り切れずに1泊ずつすることにしました。こちらのホテルは松江しんじ湖温泉の大浴場があります。松江しんじ湖温泉はほんのりと硫黄の香りがします。色は無色透明でした。何度も入ると爪が白くなります。
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 客室からの夜景。寝台特急と石見銀山散策の疲れか、温泉に入ったらすぐ寝入ってしまいました。
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 2日目の朝。宍道湖の夕日が期待できそうないい天気です。
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 朝食バイキング。宍道湖しじみ汁(写真右上)としじみ佃煮(写真左)が絶品です。しじみ汁4杯飲んだのは内緒d(ry 朝温泉してチェックアウトします。
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 2日目は松江市街(松江城、小泉八雲関係、武家屋敷、しじみ館、宍道湖夕日)観光です。珍しく、管理人の旅行で一切乗物に乗らなかった日になります。まずは松江城に向かいます。写真は道中の松平直政公像。松平公の解説文を転載“松平直政公は、堀尾氏3代、京極氏1代の後、寛永15年(1638)に信州松本から出雲国松江藩主として入国。富国・立法等の大綱を示し、重農政策・文武の奨励・産業奨励により「城下町松江」繁栄の礎を築いた、松江松平家初代藩主である。この銅像は、徳川家康の孫にあたる直政が、慶長19年(1614)大坂冬の陣において、家臣とともに大坂城前方の真田丸を進撃した、弱冠14歳の初陣の姿で、真田幸村は、若武者直政の勇猛果敢な戦いぶりとその家臣の忠義を称え、軍扇(松江神社蔵)を投げ与えた。昭和2年(1927)、米原雲海制作による直政公初陣像(台座は、建築家伊東忠太設計)が、松江城本丸に建立されるも、昭和18年戦時により供出。現在の銅像は、平成21年(2009)11月3日、松江開府400年祭・市制施行120周年を期し、再建されたものである。銅像制作は、二科会理事倉澤實氏、台座は昭和2年当時の石材を使用している。松江市”
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 島根県庁前の広場。県庁の脇を通って、松江城に入ります。
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 松江城のお堀。
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 松江城三ノ丸櫓。
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 県庁の脇を抜けると松江城の入口です。
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 南櫓。以下解説文“南櫓は、二之丸の南東角に建てられた2階建ての櫓です。江戸時代前期の文献や絵図に「南櫓」または「南の貮重屋くら」という名前が見られ、幕末には「御召蔵」とも呼ばれていました。この櫓の用途は分かっていませんが、建てられた位置から考えると、城下町の南東方向を監視する櫓であったことが考えられます。”
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 南櫓内部。中には入れますが、特に何もありません。
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 南櫓からの展望。写真右側から入城した形になります。
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 松江城天守閣。松本城みたく黒が印象に残る大きな現存の天守閣です。天守閣の大きさは姫路城の次で2位だそうです。
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 松江城天守閣。まず、よく見ると天守閣の前面にくっ付いている櫓(附櫓)から入城する形になり、附櫓を通り抜けて天守閣へ至ります。松江城・小泉八雲関係・武家屋敷のセット券で1160円。特に写真は載せませんが、内部は(当時は)撮影可能です(※松江城は2015年5月に国宝になりました。それからは不明です)。見た目通り中も広いですので、じっくり観たい方は3時間程度みておいた方がよいです。
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 松江城天守閣北側の展望。北側は山景色です。天守閣自体は望楼式天守で、景観は臨みやすいです。
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 松江城天守閣東側の展望。東側が市街になるため、こちらは市街地景色。
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 松江城天守閣南側の展望。左手が市街地で通った道、右手が宍道湖です。松江城天守閣からの宍道湖の夕日もなかなか良好なようです(ただ、城の営業時間の兼ね合いで、冬場しか観られないと思われます)。今回は、宍道湖の夕日は別の所から観ます(後述)。
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 松江城天守閣西側の展望。松江しんじ湖温泉側なので、多少建物もありますが、山も多いです。
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 松江城の井戸。
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 松江城天守閣の裏側。こちら側は何気に夜は観られません。
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 松江城の石垣。石垣は割と平凡ですかね。
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 城山稲荷神社への階段。ちゃんと登りましたよ。
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 小泉八雲記念館。中は撮影禁止なので、写真は入口だけです。中は小泉八雲(ヘルン)関係の資料があります。好みにもよるでしょうが、30分程度で観られます。
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 小泉八雲記念館・旧居、武家屋敷のある通り。曲線にはなっていますが、ちと城下町チックです。
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 小泉八雲旧居。こちらも中は撮影不可。こちらは資料もそれ程ないので、15分もあれば観られますか。
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 堀川遊覧船。管理人は乗りませんでしたが…。
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 小泉八雲像。
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 武家屋敷。こちらは写真撮影可ですが、入ってすぐの所を1枚載せておきます。割と広さがあるので、観るのは30分弱かかるかもしれません。
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 神代そばの出雲そばで昼食。こちらの蕎麦はなかなか弾力があり良好でした。蕎麦は3段になっています。松平公が松江城主な時点で少し察しましたが、松本と縁があるようで、信州そばに似ます。1,270円。
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 堀川遊覧船乗場。この右手に土産屋や食事処も併設されています。
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 市内巡回バス。こちらも岩国や会津若松同様、なかなか趣のあるバス。今回は乗っていませんが。
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 堀川遊覧船の車両基地…じゃなくて船舶基地。
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 松江しんじ湖温泉を経由して、宍道湖しじみ館に向かいます。
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 宍道湖しじみ館。宍道湖しじみの資料の展示(映像も有)。映像も観るならば1時間はみておいた方がよいです。中は空いていました。しじみ関連の土産も販売しています。
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 しじみ館前にあるしじみ舟。乗ることもできます。
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 宍道湖。汽水湖であり、海水の10分の1の塩分濃度で、僅かにしょっぱさのある水です。
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 段々と夕方になってきました。夕焼けの宍道湖大橋からの景観。宍道湖夕日を観るため、宍道湖夕日スポットとやらに向かいます。
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 宍道湖夕日スポットに着きました。ここから臨む宍道湖夕日については、島根県のホームページで夕日指数と日没時間が公開されています。なお、この日の夕日指数は60(100が最大)、見頃の時間は18:23〜18:53でした。平日でも結構人がいます。地元民の割合の方が多そうでした。
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 夕日スポットの足元。歴史の教科書に出てくるいわゆる貝塚ってやつなのでしょうか。しじみの殻が打ち捨てられています。
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 18:13の夕日。まだ見頃時間にはなっていませんが、それでも東京では拝めない景観。
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 18:27の夕日。一番見事に感じた瞬間です。
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 18:39の夕日。意外に青系統の色に変わってきました。
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 18:48の夕日。概ね見頃は過ぎ去った感じがします。地元の方曰く、完璧に見える日だと7段階に色調が変わるようです。あとは、快晴でもPM2.5が飛来すると見え方が悪くなるそうで、天気のみでは決まらないそうです。雨や濃い曇ではほとんど見えないようですが…。夕食に向かいます。
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 夕食は庄助の松江おでん。まず、じゃがいも、こんにゃく、牛筋です。左は松江の地酒・隠岐誉です。こちらも結構辛さの際立つ日本酒でした(甘辛い味という印象)。島根は辛目な酒が多いのかしら…。
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 おでんを追加し、はんぺん、ロールキャベツ、巾着です。1日目の時も書きましたが、葉物がいるのが個性的です。全部で1,290円。
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 松江のヨーロッパ風の街並みを経由して松江城のライトアップを観に行きます。右上は時計塔。
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 松江のヨーロッパ街の夜景。
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 松江城天守閣のライトアップ。彦根城や姫路城同様、料金所手前までしか行けませんので、撮れるアングルは限られます。裏側は木が邪魔でほとんど見えませんし…。白色系のライトアップでした。22時まで観られるそうです。
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 2泊目のホテル。部屋のユニットバスに松江しんじ湖温泉を引けるというホテル。ユニットバスなので広さはありませんが、常時温泉気分が味わえるのは良点でした。そのため、ユニットバスは硫黄の香りがします。
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 ホテルの照明。なかなかお洒落です。
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 客室からの景観。宍道湖大橋の夜景が良好。
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 3日目の朝。大橋川と宍道湖がよく見えます。
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 ホテルのフロントで配布される弁当で朝食。焼き魚が良好でした。
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 3日目は縁結びで有名な出雲大社を観光して、サンライズ出雲で帰ります。出雲大社までは一畑電車という私鉄で移動することにします。写真は一畑電車の松江しんじ湖温泉駅。待合室や若干の土産屋、コインロッカーもあります。有人改札で、発車時刻の10分位前に検札が始まりますので、それまではホーム内には入れません。
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 一畑電車の車両。この車両は先頭車の進行左側が宍道湖ビューの座席になっていて、宍道湖の景観が楽しめるようになっています。この車両はまだマシですが、一畑電車の車両は、他の私鉄のお古なので、レトロなものが多いです。
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 松江しんじ湖温泉駅名標。どうでもいいですが、隣駅の松江イングリッシュガーデン前駅は、かつて日本一長い駅名の駅だったそうです(“ルイス・C・ティファニー庭園美術館前駅”という名称だったそうです)。
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 一畑口駅までは概ね宍道湖の北側を走行し、進行左側に宍道湖を臨める区間が多いです。一畑口駅では飯能駅のようにスイッチバックし、前後が逆になります(ワンマン運転なので、運転手が移動します)。一畑口駅以降は畑や山が目立つ車窓でした。ただ、神話の国出雲が近付いているという実感はあるかもしれません。
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 出雲大社前駅に着きました。
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 出雲大社前駅駅舎。こちらは売店はなく、待合室のみです。コインロッカーはありますので、荷物を預けて出雲大社へ向かいます。ここのコインロッカーは標準サイズで200円でして安価です。公共交通機関ならば、一畑電車に乗る人よりは、バスを利用する人の方が多いようですので、結構穴場です。
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 前の写真の右手の景観。そのまま5分程度真っすぐ進むと出雲大社に着きます。
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 出雲大社前のスタバ。見事に景観規制されており、むしろスタイリッシュさがあります。
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 出雲大社に入る前に、暖簾の大社焼きそばで昼食。辛口ソースをかけて食べるので、やや辛目な味です。630円。
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 出雲大社入口。最近のブームなせいか、石見銀山や松江城より人がいます。単に観るだけなら拝観料不要です。
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 入口から御本殿までの道中。この辺は明治神宮や熱田神宮とあまり雰囲気変わりませんね。
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 入口から御本殿までの道中。
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 出雲大社御本殿。どうでもいいですが、自撮り棒率がハンパないです…。
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 彰古館。
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 神楽殿。
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 神楽殿。前の写真について、更に奥まで進んだ所の写真。出雲大社は私的にはあまり面白味はありませんでした(その辺も明治神宮や熱田神宮と一緒か)。観るだけなら1時間もあれば十分です(本格的な参拝をされたいようでしたら、別途時間を確保して下さい)。
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 古代出雲歴史博物館にいるうさぎ像。歴史博物館は観られそうな時間に対して入館料が高かったので止めておき、きづき海浜公園にでも行ってみることにしました。
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 堀川にかかる出雲大社の鳥居。
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 きづき海浜公園。しかし、あまりきれいではなく(ゴミが散乱していましたし)、微妙な印象です。一応、10分程度波を眺めて、海水の味を味わっておきました。ちゃんと宍道湖よりしょっぱかったですね…。
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 おやつに出雲大社通りで売っていた島根牛ライスバーガーを食しました。やや脂っぽいですが、脂の味はしっかりしています。私的には叙〇苑のライスバーガーよりは美味しいと思います。500円。
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 出雲大社前駅待合室より。ものすごくレトロです。ここも検札開始までは中に入れませんので、隣に展示されているデハニ50形式52号車でも観ます。
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 デハニ50形式52号車。出雲大社前駅の隣にあります。自由に出入りできます。以下解説文“映画「RAILWAYS”の中で最も多く登場し、強い印象を残した車両がこの「デハニ50形」です。昭和3年、小境灘(現一畑口)〜北松江(現松江しんじ湖温泉)間、及び昭和5年の大社線開業に併せて新造された一畑電車唯一のオリジナル車両です。客車同時輸送を考慮した荷物付き車両であり、今ではほとんど見ることができない貴重な車両です。また、製造当時には当たり前だった客車の手動扉も、全国にいくつか残る同時代の車両が全て自動扉に改造された中にあって、唯一製造当時のまま残されている点においても貴重な車両と呼ばれる由縁です。この「デハニ50系」は1928年〜1929年に合計4両が製造され、現在は「52号)と「53号」の2両が現存しておりますが、老朽化の為共に2009年3月末をもって現役を引退いたしました。その後映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」撮影の為に2009年8月の1ヶ月間、再び営業戦場を走行いたしました。それ以降は、雲州平田駅の車庫内で保存されておりましたが、映画公開に併せ多くのお客様にご覧いただくため、ここ出雲大社前に展示するものです。” 2点補足ですが、一畑電車は前にも書きました通り、他の私鉄のお古の車両ばかりで、オリジナル電車自体がこの時点ではこの車両だけです(今は新造に着手しているそうですが)。もう1つは、一畑電車が映画RAILWAYSの舞台となっているそうです。
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 デハニ50形式52号車運転台。
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 デハニ50形式52号車車内。
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 検札が開始されましたので、乗り込みます。川跡駅乗換で電鉄出雲市駅に移動します。
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 出雲大社前〜川跡間にある出雲ドームを車窓から。南側に見えます。山々も出雲の雰囲気を掻き立ててくれます。
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 出雲大社前〜川跡間にある粟津稲生神社の鳥居たちを車窓から。北側に見えます。
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 川跡駅着。左から右へ乗り換えます。しかし右の電車オンボロだな…。それでも気動車ではなく電車ですが…。
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 電鉄出雲市駅着。この駅の手前に出雲科学館がありまして、時間と体力があれば観ようかと考えておりましたが、体力がもう残っておらず、そのまま出雲市駅前の温泉“らんぷの湯”に向かいました。
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 先程のオンボロ車両。中もボロめで埃も積もってましたよ…。
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 電鉄出雲市駅駅舎。右側の高架がJR出雲市駅で、乗換は松江と異なり2分もあればできます。
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 出雲市駅北口。駅舎はお察しの通り出雲大社を模したようです。
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 出雲市駅北口にあるからくり時計。毎時0分に鳴ります。
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 出雲市駅にある島根県主要観光地の路線模型。右側に松江城のレゴブロックがいます。サンライズ号のプラレールも。ちゃんと7両編成にしている凝りようです。
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 出雲市駅南口。店はこちら側の方が多いです。ドラッグストアウェルネス、牛丼のすき屋、温泉らんぷの湯等があります。出雲市は青春18きっぷ旅ならば乗換駅になる場合がありますし、松江より近場に店やホテルがコンパクトにまとまっていて、乗り鉄では結構活用しやすそうな印象でした。
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 出雲市駅南口からの駅舎。
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 出雲駅前温泉らんぷの湯。出雲市駅南口から出て右に歩くと2分位で着きます。写真右側の足湯のようなオレンジ色の湯の温泉です。露天風呂もあり、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー全てが炭という凝りようです。休憩コーナーもあり、帰りのサンライズ出雲の時間まで過ごしていました(中はもちろん撮影できませんので割愛)。入湯料は750円ですが、それを払う価値は感じます。出雲市から乗車するならば、こちらを利用して、サンライズのシャワーは要らないんじゃないかという私見です。
 ※出雲駅前温泉らんぷの湯は2018年2月27日の火事で無期限(?)営業中止になりました…。
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 土産と夕食、翌朝食を写真右のデイリーインで購入し、入鉄します。島根県のゆるキャラ・しまねっこの駅名標。
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 夕焼けの出雲市駅。3日間、夕焼けが良好な良い天気が続き満足していますが、この景観に出雲市駅のあの駅メロが相まって別れの哀愁を感じます…。
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 あと30分程度で出雲ともお別れです。
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 18:30発のやくも30号。やくもは酔うらしいという噂ですが、真偽は不明です。
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 対向側に入線した出雲市止まりの各駅のキハ40系気動車。
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 出雲市の駅メロと共に18:42に入線したサンライズ出雲。
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 復路はB寝台シングル(往路のソロより1,080円寝台料金が高い)の2階席にしました。進行右側の車窓が観られました(つまり往路と同じ側)。ソロと比べると、立てるくらいの天井の高さがあり(ソロは立てません)、写真左手の荷物置場のスペースもソロより広いです。なお、アメニティはソロと同一でした。
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 あとは、大きくはありませんが、テーブルが付いております(ソロは窓の所しか小物を置ける場所はないです)。こちらは空室のシングルの部屋を撮らせて頂きました。復路は明らかに往路より空室が多かったです。
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 2階ソロの空室。往路の補足とさせて頂きます。窓の都合から、寝ながらの空模様は、ソロの方が展望よいかもしれません。
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 ラウンジ。8人分椅子があります。ノビノビ座席とソロだとテーブルもなく狭いので、こちらで飲食をするのもアリです(管理人は往復共に個室内で飲食していましたが)。たまに宴会をやっている連中がいることがあります(別の日に東京駅で眺めた限りによる)。往路は、夜は浜松まで誰かしらいまして、朝も姫路を出てからは朝食組が数名いましたが、復路は全然人見なかった覚えが…。
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 出雲市駅のデイリーインで買った食事。全部で1,970円。なお、上りのサンライズ出雲では、岡山駅ではサンライズ瀬戸との結合は観られません(サンライズ瀬戸の方が先に岡山駅に着いており、結合が済むまで降りられないため)。岡山駅では結合時3回前後、停車と発車を繰り返します。岡山駅発車後が上り夜の部最後の車内放送になり、次は横浜到着前までありません。
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 夕食の山陰かに寿し弁当。こちらは普通に蟹の味が良好な駅弁。
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 ライトアップ明石海峡大橋。緑系統のライトアップ。夜の関西側は、都市部以外は真っ暗な車窓です。
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 大阪駅。上り夜の部の最後の客扱い停車駅。ちなみに、大阪駅を最後に発着するのがサンライズ瀬戸・出雲のようです。ゲシュタルト崩壊しそうな大阪駅駅名標たち。この後、米原、名古屋、豊橋、浜松で運転停車をし、朝の部は静岡駅で客扱い停車します。あと、2:26に赤とクリーム色の車両とすれ違いました(いわゆる対向のサンライズ瀬戸・出雲です)。進行右側の窓からはサンライズ同士のすれ違いが観られます。
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 朝食の出雲蕎麦。ただ、こちらは平凡な食感、味です。当たり前ですが、神代そばの出雲蕎麦の方が良いです。
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 朝焼けの清水駅前。管理人の旅のルーツが、当時実物大ガンダムがいた東静岡周辺(あとは静岡、清水を観光しました)ですので、この光景は印象に残っている訳です。夜は焼津辺りから明け始めました。
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 朝焼けの由比。かなりの絶景です。この列車でしか楽しめない贅沢かと思います。反対側は富士山が観られるので、この辺りは車窓から目を離せない状態になるかと思います(先程の出雲蕎麦を食べる手も沼津に着くまで止まっておりました)。
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 真鶴周辺。こちらも海の景観が良好な場所ですが、残念ながら神奈川は曇っていました。この辺りから各通過駅では通勤ラッシュの人混みが観察されます。
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 東京に帰ってきました。都内に入るとこういう景色が続きます。この旅ももう終わりですね…。
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 東京駅に定刻通り到着。復路は終始ダイヤ通りの運転でした。
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 寝台特急サンライズ瀬戸・出雲の車両285系。東京側は田町〜品川間、出雲側は西出雲でお昼寝をしているそうです。この後、エクストリーム出社でした…。本旅行記は以上です。寝台特急に人生で初めて乗車しましたが、他の交通機関では味わえない醍醐味があったと思います(夜でも景色や夜這いを楽しめますし、電車内でゴロ寝やあぐらを堂々とかけるのも楽です)。他には、個室なだけで疲れにくさがあると思います(よく考えたら、東京〜出雲市ですと、12時間乗車ですからね…。青春18きっぷで12時間通して乗ってみたら相当キツいはずですし…)。あとは、新見や宍道といったコアな駅にも停まりますので、乗り鉄の足としても活用できるかもしれません。山陰は東京からでは本州で一番行きにくい場所かと思われますが、山陰への旅をかなりサポートしてくれる電車です。料金が個室だと片道2万円程度かかるのがネックですが、何とか残って欲しい列車ですね。最後に、この旅行の1ヶ月後に松江城が国宝指定されました。国宝に指定される直前の松江城を観られて、今となっては凄いタイミングで行ったと思います。また国宝指定後の松江城を観に行ってみたいです。
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