◆ 旅行記 ◆

　二条・彦根・長浜旅行記（2014年8月）

今回の旅は米原までの新幹線ツアー切符で往復新幹線の（管理人的には）豪華な旅です。写真は割愛しますが、朝食は東海道新幹線50周年記念弁当を新幹線車内で頂きました。記念カードはN700系でした。さて、往路は時間を買いたかったのでひかり号で米原まで移動し（この切符はデフォルトはこだま号です）、在来線で米原から京都へ、京都で乗り換えて二条へ。しかし、数日前にも山陰本線（嵯峨野線）に乗ってますが…。小田原停車型ひかりの宿命か、小田原でほぼ満席になりました。その割には豊橋で降りなかったですけどね…。二条駅から徒歩10分程度で元離宮・二条城の櫓が見えてきます。これは南西にある櫓です。 　前の写真は入口の反対側ですので、入口へ向かいます。南東にある櫓を左折します。 　入口が見えてきました。ここはいきなり料金所です。 　入城料600円を支払い中へ入ります。二条城東大手門です。最初に書いておきますが、京都は外人多いですが、二条城は特に多いです…。 　二の丸御殿への門です。 　二の丸御殿への門を下から撮ってみました。装飾が豪華です。 　二の丸御殿です。中に入ります。中は写真撮影どころかスケッチすら禁止です。資料がいくつかありますが、人が多めですので、あまりじっくり見られないかもしれません。ツアー団体もチラホラいますので…。 　二の丸御殿の中を見終えて先に進みます。釣鐘と言う鐘だそうです。 　二の丸庭園です。 　二条城の石垣です。石垣はまあ平凡ですかね…。 　本丸御殿です。ここは中には入れません。 　天守台からの景色です。二条城は平城ですので、天守台でもあまり高度はありません。京都は松本みたく割かし山に囲まれている景観ですので、御殿と山が印象的な景観です。 　二条城を見終えて、昼食を摂りに市街を歩きます。豆雅傳（とうがでん）の湯葉丼です。席数は多くもなく少なくもなくですが、出てくるのは割かし早いです。1200円。最初はおいしいのですが、湯葉の味がなかなか濃厚で、中盤からはやや気持ち悪くなってきました…。まあ、でもオススメですよ。湯葉の食感は確かですし。 　豆雅傳から京都駅まで歩いて移動する途中。グレースケールのTimesを発見。景観規制でこのような色をしているそうです。なんかバトルドッジボールの敵キャラを思い出します。 　京都駅に到着。今晩の宿の彦根まで在来線で移動します。写真は京都駅前にある京都タワー。 　西所沢駅…じゃなくて、彦根駅に到着。写真は近江鉄道の車両です。近江鉄道が西武鉄道の子会社ですので、西武の車両がいます。今回は載せていませんが、水色に塗り替えらた車両が主力のようです。中はワンマン運転が可能なように改造もされています…。2日目に彦根から米原まで移動する際に乗ってみました。 　彦根駅東口。以前、大阪旅行で寄った際は西口の写真を載せたと思いますので、今回はこちら側で。繁華街は西口ですけど。東口はコンフォートホテルとケーズデンキくらいしかありませんが…。 　思ったより彦根に早く着けましたので、佐和山の麓まで行ってみることにしました。これは道中の写真ですが、城のような寺のような家がありました。 　佐和山の麓から彦根城を望む。 　佐和山のふもとにある佐和山城の模型。有名かと思いますが、石田三成の居城だったそうです。 　佐和山城跡登山口。今回は登りませんが、地元の方曰く、かなりの登山道で、道中トイレも売店も皆無とのことです。登られる方はしっかり対策した方がよさそうです。今回の旅行は1日目曇り、2日目雨でしたので、天気悪いと道中も危険性が高まるかと思われます。 　ホテルにチェックイン。泊まった場所がバレそうですが、ロビーにいた某ゆるキャラ。 　ホテルでシャワー、休憩して、まずは夕食を食べに繰り出します。夕食はすし浜の彦根丼です。肉と山菜、卵の丼で普通にうまいです。酒（写真左側）は“びわの長寿 蔵人”と言う彦根の地酒だそうです。味はちょっと独特な味がする甘めの日本酒でした。全部で1440円。 　夕食後は彦根城のライトアップを観に城へ近付いてみますが、商店街を通り過ぎると道中はなかなか暗いです。櫓はライトアップなしです。正面からではここまでしか近付けません。 　彦根城も料金所が結構手前にあり、近付きにくいため、ライトアップ撮影はなかなか難しかったです。公園からズームで撮ってみました。白色系のライトアップでした。彦根城のライトアップは午後9時までです。しかしこの公園、猫がたむろしておりまして、なかなか不気味ではありましたが…。今回は朝食ナシのホテルですので、コンビニで朝食を買ってホテルに帰り、就寝です。 　2日目。あいにくの雨です。昨日コンビニで買った食料をホテルの部屋で食して、朝風呂して出発。彦根城を観光します。入城料600円を払って内部へ。ちょうどひこにゃん登場時間と重なりましたので、まずそちらに行ってみることにしました。まあ、彦根城内部自体は2年前にも観ていますし…。 　ひこにゃんパフォーマンスは30分程度で、15分で前列の人と後列の人の場所入れ替えがありました。写真撮影はOKです（OKじゃなかったら載せておりませんが…）。さすがに個別の写真撮影まではしてくれませんが…。 　物を落とすと拾うのが大変そうでしたよ…。 　ひこにゃんパフォーマンスは予定外でしたので、ちと足早に彦根城天守閣を目指します。こちらは天秤櫓。左右に非対称な2階櫓があります。 　天秤櫓から佐和山を望む。11枚前の写真と見比べてみると、睨み合いになってますね。 　彦根城本丸広場と天守閣。彦根城天守閣内部は、撮影は可能です（が、現存天守ですので、あまり資料はありませんので、特に写真は掲載しません）。 　彦根城天守閣からの景色。窓が小さめで網も張られているため、見え方がやや微妙です。今回は彦根市街方面で。 　天守閣から出て三重櫓に入りました。三重櫓から琵琶湖方面を望む。 　楽々園です。ここはそれ程見所ないです。 　玄宮園。ここは広々としていて開放感あります。彦根城と池のツーショット。ちと雨が強くなってきました。あと、電車の時間がヤバくなりまして、ここからは彦根駅まで常時走っておりました…。 　先程も書きましたが、あえて近江鉄道で彦根から米原へ移動。近江鉄道は佐和山を潜っていく経路です。どうでもいいですが、この1年後に路線たび近江鉄道編が出ましたので、3DSで運転ができるようになりました。長浜行の電車を待っている間、米原の駅前だけ散策。米原駅が何もない駅なのは一部の方には有名ですが、東口は特に何もありません。これはそんな東口にある米原湊跡。 　北陸本線で米原から長浜へ。まずは長浜城より先に昼食へ向かいます。長浜駅東口駅前にあるオブジェ。 　昼食。毛利志満の近江牛焼肉丼です。左下は長浜の地酒“六瓢箪”です。合わせて2160円とややお高いですが、この店の近江牛が食べられる最安値メニューです…。3人に2人はこの焼肉丼を頼んでいましたよ…。さて、焼肉丼ですが、脂に頼った味ではなく肉質はやや硬めですが、値段に見合った旨さです。こちらの地酒は癖の少ない甘口な地酒です。湖東地区は甘めな地酒が多いのですかね。 　昼食も済んで、長浜城へ向かいます。 　長浜城天守閣の裏側ですが、入城する前に琵琶湖が目の前に見えましたので、まずは琵琶湖に向かいます。 　琵琶湖。琵琶湖の水は淡水で、全然しょっぱくはありませんでした。 　前の写真の位置から撮影した長浜城天守閣。 　いよいよ長浜城天守閣へ入城します。 　長浜城天守閣。ここは天守閣内部から有料ゾーンですので、ここまではお金ナシでも近付けます。入城料400円を払って中に入ります。中は写真撮影不可です。 　長浜城天守閣から小谷城跡方面を望む。 　長浜城天守閣から彦根城、佐和山城跡、琵琶湖方面を望む。 　長浜城天守閣から琵琶湖を望む。琵琶湖が広大ですので、湖ではありますが、何か熱海を彷彿とさせる景観ですね。長浜城の天守閣からの景観は、彦根城よりはよいと思います。回廊式ですので、屋外に出られますし。ここまで水系の景観が望める天守閣はあまりないと思います。 　公園の噴水と長浜城天守閣。そろそろ駅に戻ります。 　お城口でもある長浜駅西口。レトロな駅舎です。北陸本線で米原へ移動。 　米原に戻ってきました。西口を散策します。西口も駅前は平和堂しかありません…。写真は建設中の東横インです。そう言えば、行きの新幹線ですが、意外に米原って乗り降りあるんですよ。乗り換え駅ですので、北陸本線に乗り換える人もいるのでしょうね。なので、ビジネスニーズは案外あるのかもしれません。…旅行者は青春18きっぱーしか利用しなさそうな気もしますがー。 　米原駅西口から5分程度歩いた景色（爆）　この土地は売りに出されています…。そこのアナタ、米原に別荘はいかがですか？ 　鉄道総研風洞実験センターに着きました。まずはWin350。あのJR西日本の500系新幹線のプロトタイプだそうです。敷地内には入れませんので、ズームで撮影。これが観たくて米原に来たのですけれどね。 　Win350。あとは博多にもいるらしいです。 　続いてWin350の左隣にいるStar21。こちらはJR東日本の試作新幹線のようです。 　Star21。あとは宮城にもいるらしいです。 　最後に300X。Star21の左隣にいます。見ての通りJR東海の700系のプロトタイプです。 　300X。あとはリニア・鉄道館にもいます。 　上記3車両を遠目から。JR三社の試作新幹線の共演でした。新幹線の車窓だと難しいかもですが、東海道本線（琵琶湖線）や近江鉄道の車窓からならば、車窓でも見えます。これを見終えて、米原駅に戻り、土産と夕食（近江牛ステーキ弁当）を購入し、帰りの新幹線（こだま号）に乗り込みました。ちと天気は残念でしたが、城要素、鉄要素、グルメ、いずれも楽しめた旅になったかと思います。二条はちと人が多い点は微妙でしたが、長浜は思ってたよりいい所でしたね。次にこの地区へ来ることがあれば、佐和山を登ってみたいものです。